料理人の教科書
鶏の蜜焼き

まかない ・ 洋(フランス料理のシェフのまかない)

鶏の蜜焼き

時間漬ける2時間以上+焼く1人数20〜30人分難しさやさしい
人数
1枚(約300g)から。オーブンに並べれば20〜30人分も同じ手間
道具
ボウル、オーブン、天板とアルミホイル、小鍋
余り食材で使える
鴨や豚バラ・肩ロースの端、半端な青菜

要点

  1. この料理だけは計量が大事。肉の重さをはかり、塩1%・砂糖10%をもみこむ(300gなら塩3g・砂糖30g)
  2. ラップをして冷蔵庫で1時間以上。まわりの砂糖が全部消えて、つやのある汁が出ていればよい
  3. 次に醤油を肉の重さの10%入れてもみこみ、皮を上にしてさらに1時間
  4. 汁を30秒ほどしっかり切る。汁は捨てずに小鍋へ
  5. アルミホイルを敷いた天板にのせ、オーブンの最高温度(家庭なら250℃ほど)で300gあたり15分以上焼く。肉が縮んで脂が出てきたら焼き上がりの目安。不安なら一番厚いところに切れ目を入れて確かめる
  6. 汁は弱火で煮詰めてソースにし、焼いたときに出た肉汁も足してもう一度煮詰め、熱々を肉にかける
  7. 付け合わせのチンゲン菜は、葉と茎に分け、茎は細く切る(火がすぐ通る)。高温のごま油で炒め、軽く塩

人数を増やすとき

  • 漬けてオーブンで焼くだけなので、20〜30人のまかないでも手間が増えない
  • 漬ける時間は2〜3時間に延びても問題ない。前の日の仕込みにも向く後半は推測

失敗しやすいところ

  • 計量せずに目分量で作り、甘すぎたり塩からすぎたりする
  • 汁を切らずに焼いて、焼き色がつかない
  • 家庭のオーブンは弱いので、温度を下げて焼く。シェフは、いちばん高い温度で焼くよう勧めている

使っているコツ

自分のメモ

  • ソースに八角や山椒を入れれば中華風、クミン・コリアンダー・柑橘の皮なら洋風、パクチーならエスニックになる
  • 店では鴨のもも肉で作り、昔お弁当を出していたころはいちばん人気だった
  • 塩と砂糖で肉から水が出る。砂糖は水分を抱える性質があるので、焼いても身がぱさつきにくい
  • ホールのスタッフは、料理のいい匂いの中で運び続けるので、とてもおなかがすいている。だから、ご飯が進むまかないが大事だ