料理人の教科書
骨付きで焼くと縮みにくい

コツ

骨付きで焼くと縮みにくい

火の入りが安定し、肉がしっとり、皮もむらなく焼ける

やり方

  • 鴨なら、胸肉を骨から外さず、胸の骨についたまま(バトー、コフと呼ぶ形)で焼く
  • たこ糸で縛ると、皮がぴんと張って形がそろい、さらに縮みにくい
  • 皮には、よく切れる包丁で「皮だけ」に切れ目を入れる。脂がよく出て、皮がカリカリになる

なぜそうなるのか

  • 肉が骨にくっついているので、火が入っても肉が縮みにくい。縮まなければ肉汁も逃げにくい
  • 骨が熱を和らげるので、骨のそばの肉はゆっくり火が入る
  • 皮の切れ目は、皮の下の脂の逃げ道になる

よくある失敗

  • 皮に切れ目を入れるとき、肉まで切ってしまう。そこから肉汁が出る
  • 骨付きの欠点も知っておく:下処理に時間がかかる/1羽で3〜4人分が前提で、量の管理がしにくい/焼き時間が長くなる

下処理の基本

  • 骨は叩き切らず、関節に包丁を入れて外す。叩くと骨が割れて、細かい破片が出る
  • 羽は、まず毛抜きで見えるものを全部抜き、そのあとバーナーで細かい毛を焼く。最初から焼くと毛根が残る
  • 首や手羽の中ほどは、ソース(ジュ)に使うので取っておく
  • 包丁は、いつもよく切れるものを使う

使える料理

鴨胸肉のロースト骨付き豚ロース鶏の丸焼き骨付きの仔羊