
まかない ・ 中 ・ 副菜
春雨サラダ
ゆでた春雨を水で洗わず、熱いうちに酢を効かせたたれに入れて吸わせる。時間がたっても味がうすまらず、細切りの野菜とハムと錦糸卵がからむ、酸っぱくて軽い中華の小鉢。
材料 10人前
春雨と具
- 緑豆春雨(乾燥)200g
- きゅうり250g約2.5本
- にんじん200g約1.5本
- ロースハム130g約11枚
- 卵5個
- 塩(卵用)少々
- サラダ油(卵を焼く用)適量
たれ
- 醤油100ml
- 酢100ml
- 砂糖30g
- ごま油40ml
- 練りからし15g
仕上げ
- 白いりごま10g
作り方
湯を沸かし、たれを合わせる
大きな鍋にたっぷりの湯を沸かす。大きなボウルに醤油・酢・砂糖・ごま油・練りからしを入れ、砂糖が溶けるまで混ぜる。
ここがポイント- 酸味を強めにして、主菜と対比をつける。甘さは食べる人に合わせる
やさしい味の主菜や、あんかけのようなとろみの主菜には、酸っぱい春雨サラダを合わせると、味の強弱がついて食べ飽きない。甘酢の味は、砂糖・酢・醤油の配合で大きく変わる。酸っぱいのが苦手な人が多いときは、砂糖を少し増やす。

醤油と酢のたれを合わせる - 酸味を強めにして、主菜と対比をつける。甘さは食べる人に合わせる
具を切って、錦糸卵を作る
湯が沸くまでにやる。きゅうりと、皮をむいたにんじんは、5〜6cm長さの細切りにする。ハムも同じ長さの細切りにする。卵は塩少々を混ぜ、薄く油をひいたフライパンで薄焼きにし、冷めたら細切りにする。ハムと卵は、生の肉に使っていない、きれいなまな板で切る。
ここがポイント- 具は、春雨の長さに合わせて細切りにする
長さと太さがそろうと、箸で持ったときに春雨と具が一緒にからみ、どこを食べても同じ味になる。
ハムと卵は、このあと火を通さない。生の肉の菌がつくと、そのまま口に入る。

具を春雨の長さに合わせて細切りにする - 具は、春雨の長さに合わせて細切りにする
春雨をゆでて、湯を切る
春雨は乾いたまま、はさみで長さを半分(10cmほど)に切る。沸いた湯で5分ゆで、ざるに上げて湯をよく切る。水では洗わない。
ここがポイント- ゆでた春雨は水で洗わず、熱いうちにたれに入れる
熱い春雨は、たれをよく吸いこむ。春雨そのものに味が入るので、時間がたっても味がうすまらず、水っぽくならない。作り置きのまかないにも向く。
- 水で洗うときは、春雨の水気をしっかり絞る
水で冷やすやり方もある。そのときは、水気をよく絞るのがいちばん大事。水が残ったままあえると、味がぼやけ、時間がたつほど水が出てくる。
ゆで時間が短いと、芯が残ってかたい。乾いたまま切ると、ゆでてから切るより手早く、長さもそろう。

春雨を5分ゆでる - ゆでた春雨は水で洗わず、熱いうちにたれに入れる
熱いうちにたれであえ、野菜を加える
湯を切った熱い春雨を、すぐにたれのボウルに入れ、トングで全体を混ぜてたれを吸わせる。少し温度が下がったら、きゅうりとにんじんを加えて混ぜる。
ここがポイント- 生の野菜は、春雨をたれであえたあとに加え、余熱でしんなりさせる
生のきゅうりやにんじんは、かたくてたれがなじみにくい。少し温度が下がった春雨と混ぜると、余熱とたれで少ししんなりして、全体がなじむ。

熱い春雨にたれを吸わせて野菜を加える - 生の野菜は、春雨をたれであえたあとに加え、余熱でしんなりさせる
冷まして、ハム・卵・ごまを加える
浅いバットに広げて冷まし、冷蔵庫で冷やす。ごまはフライパンで、ぱちぱちと音がするまで軽くいり直す。ボウルに戻し、ハムと錦糸卵とごまを加えて、さっくり混ぜる。
ここがポイント- ハムと卵は、冷めてから最後にやさしく混ぜる
ハムと錦糸卵は、混ぜているうちにちぎれてぼろぼろになる。最後に加えて、さっくり混ぜる程度にする。
- ごまはいり直し、旨みと色を足すなら干しえびや赤玉ねぎを入れる
いりごまをフライパンでもう一度いると、香りが立つ。刻んだ干しえびを熱い春雨と一緒にたれに入れると、えびの旨みがたれに出る。薄切りの赤玉ねぎは辛みが少なく、色もきれいになる。
浅く広げると早く冷え、菌がふえやすいぬるい温度を早く通りすぎる。

冷めた春雨にハムと錦糸卵を加える - ハムと卵は、冷めてから最後にやさしく混ぜる
味をみて出す
味をみて、たりなければ醤油と酢を少しずつ足し、器に盛る。
- ピリ辛にするなら、からしかラー油を足す
炒め物のような油の多い主菜には、ピリ辛の春雨サラダを合わせると、口が軽くなる。からしは先にたれに溶かしておくと、むらなく辛みがつく。
- 夏は、夏野菜を足して甘酢のサラダにする
トマトやパプリカなど夏野菜の端を細切りにして加えると、色がよく、さっぱりした甘酢のサラダになる。揚げ物の横に合う。
大人数で作るとき 20人前より多いとき
- 春雨は、鍋に余裕があるだけの量でゆでる。多いときは2回に分ける。湯の温度が下がると、ゆで時間がのびて、ゆでむらができる
- たれのボウルは大きなものを使い、トングで底から返すように混ぜる。熱い春雨は、ゆで上がったらすぐたれに入れる
- 冷ますバットは2つ以上に分け、薄く広げる
- 前の日に春雨をたれであえておいてよい。ハムと錦糸卵は、当日に混ぜたほうが形がくずれない推測
- 冷蔵庫で2日ほどを目安に食べきる。時間がたって酸味がぼやけたら、酢を少し足す推測






