
まかない ・ 洋 ・ 副菜
キャロットラペ
皮をきちんとむいたにんじんを、スライサーで細いせん切りにして塩をふり、乳化させたヴィネグレットであえて手でもみこむ。にんじんから出た甘いジュースごと漬けてなじませる、フランスの作り置きサラダ。
材料 10人前
にんじん
- にんじん800g約5.5本
- 塩6g
ヴィネグレット
- 白ワインビネガー35ml
- オリーブ油100ml
- はちみつ15g
- 黒こしょう少々
仕上げ
- レーズン40g
- イタリアンパセリ(パセリでもよい)10g
作り方
にんじんの皮をきちんとむき、細いせん切りにする
にんじんはへたを落とし、皮を残さずむく。スライサーで1〜2mmの細いせん切りにして、大きなボウルに入れる。
ここがポイント- 皮をきちんとむき、スライサーで細いせん切りにする
皮が残ると、かたい食感が歯にひっかかり、色も黒ずむ。1回むいたら横から見て、残った筋をもう一度むく。せん切り用のスライサーを使うと、表面に細かいでこぼこができて表面積が広がり、ジュースがよく出て、味もよく吸う。太さを変えると食感ががらりと変わる。

にんじんをスライサーで細いせん切りにする - 皮をきちんとむき、スライサーで細いせん切りにする
塩をふって、5〜10分おく
にんじんに塩をふって全体にざっくりとなじませ、5〜10分おく。水分が少し出て、表面につやが出てきたらよい。
ここがポイント- 塩をふったら、5〜10分おいてからもむ
塩をふってすぐに強くもむと、にんじんがちぎれて、ぼろぼろになる。少しおいて水分が出て、しなやかになってからもむ。

塩をふってつやが出たにんじん - 塩をふったら、5〜10分おいてからもむ
ヴィネグレットを、乳化させるつもりで作る
にんじんをおいているあいだに、小さなボウルで白ワインビネガーにはちみつを溶かす。オリーブ油を少しずつ加えながら、泡立て器で外から中へ混ぜて、白っぽくもったりするまで混ぜる。黒こしょうを加える。
ここがポイント- ヴィネグレットは、乳化させるつもりで混ぜる
油と酢は完全には混ざらないが、油を少しずつ入れて、外から中へ粘り強く混ぜると、油の粒が細かくなって、なめらかな口当たりになる。ここでよく混ぜておかないと、あとでいくら混ぜてもだめ。

ヴィネグレットを白っぽくなるまで混ぜる - ヴィネグレットは、乳化させるつもりで混ぜる
あえて手でもみこみ、ジュースごとなじませる
にんじんにヴィネグレットをかけ、手でもみこんで、にんじんのジュースを出す。レーズンを加えて混ぜ、バットに移して、落としラップをして冷蔵庫で30分以上なじませる。出すときにパセリを刻んで混ぜ、味を見て塩と酢で整え、ふんわり盛る。
ここがポイント- にんじんのジュースで漬けるのが、本来のラペ
ヴィネグレットは、にんじんから甘いジュースを出す手助け役。手でもみこむとジュースが出て、そのジュースとヴィネグレットが合わさって、にんじんにしみこむ。出たジュースは捨てない。
- 冷蔵庫でなじませる。1週間ほどもつ
時間をおくと、味がにんじんの中まで入る。作り置きのサラダで、冷蔵で1週間ほどもつ。シャキシャキした食感が好きなら、せん切りを冷水に5分さらして水気をしっかりきり、食べる直前にあえる店もある。

ジュースごとバットでなじませる - にんじんのジュースで漬けるのが、本来のラペ
- 汁を出したくないときは、塩で出た水を絞る
塩をなじませて5〜10分おき、よくもんで出た水をしっかり絞ってから味をつけると、にんじんがスポンジのように味を吸い、器に汁が出ない。オレンジの皮と果汁、粗く刻んだクミン、マスタードを足したり、刻んだナッツを混ぜたりしてもよい。
- にんじんの端で作れる
ほかの料理で残ったにんじんの端でも作れる。脂をよく抜いた鴨や豚の料理の横に置くと、酸味で口がさっぱりする。
大人数で作るとき 20人前より多いとき
- スライサーで切るときは、最後の小さな部分は包丁で切って、指を切らないようにする
- にんじんは大きなボウルで、2回に分けてもんでもよい。ヴィネグレットは全部の量を先に作っておく
- 前の日に作っておける。出すときにパセリを混ぜ、ふんわり盛る
- 冷蔵で1週間ほど。取り分けるときは清潔な箸やトングを使う





