料理人の教科書
冷たい鍋に肉と調味料を入れてから火にかける

コツ

冷たい鍋に肉と調味料を入れてから火にかける

肉がかたまりにならず、ふっくらやわらかく仕上がる。焦る必要がなく、失敗しにくい

やり方

  • ひき肉や薄切り肉は、火をつける前の鍋で、調味料(または煮汁)とよく混ぜてほぐしておく。それから中火にかける
  • 鶏肉を煮るときは、冷たい煮汁から入れ、沸いたら引き上げて余熱で火を通す(親子丼の例)
  • 炒め物でも、少し温まったフライパンの火を止めて肉を広げてから火をつける(チンジャオロースの例)
  • 焼き物は、冷たいフライパンに身を下にして置いてから火をつける。皮が反らず、平らに焼ける(チキンソテーの例)

なぜそうなるのか

  • たんぱく質は60℃台から固まり始める。熱いところにいきなり入れると、表面だけが一気に固まり、肉同士がくっついて団子になる
  • 沸いた湯にいきなり入れると、中に火が通るまでに表面が硬くなる。冷たいところからゆっくり温度を上げれば、中と外の差が小さく、肉汁を保ったまま火が入る
  • たとえるなら、急な温度の変化には肉がびっくりする。肉はそれを好まない

よくある失敗

  • 煮汁が沸いてから肉を入れて、そぼろがかたまりになる
  • 冷たいところから始めて火を強くしすぎ、結局急に温度が上がる。中火でゆっくり

応用

使える料理