
卵黄のソースは湯せんの蒸気で泡立てる
オランデーズなど卵黄とバターのソースが、かき玉にならずになめらかにできる
やり方
- 卵黄に、水か、煮詰めた液体(例:アスパラのゆで汁を煮詰めたもの)を入れる
- 湯せんにかける。ボウルを湯に直接つけず、蒸気で温めるイメージ
- 休まず泡立て続ける。ボウルのふちから火が通るので、とろみが出てきたらふちに特に注意
- 泡立て器の跡が少し残り、持ち上げると流れきらずにぽたぽた落ちるくらいが目安
- 火から外して、溶かしバター(澄ましバター)を加える。熱いバターはだめ。常温で加える
なぜそうなるのか
- 卵黄のたんぱく質は熱で固まる。ゆっくり温めながら泡立てると、空気を含んだまま、とろりと固まりかけた状態(サバイヨン)で止められる
- 温度が上がりすぎると、一気に固まってかき玉のようになる。卵黄だけでかき玉を作ってしまうようなもの
- 卵黄が乳化剤の役目をして、バターの油を細かく分散させる
よくある失敗
- 手を休めて、ふちから固まる
- 熱すぎるバターを入れて分離する
- 最後にこさず、だまが残る。仕上げにこす
考え方
- こうでなければいけない、ということは料理にはない。こうしたほうが便利で、こうしたほうがおいしいかもしれない、というやり方を、出会った食材に合わせて変える。その汎用性を持つ
使える料理
ソース・オランデーズベアルネーズ野菜や魚のグラタン(表面に焼き色をつけるソース)